こんにちは!最近、愛機の指板の汚れが気になり始めた、自称「ギターを愛でるおじさん」です。
今日は、私の相棒 Martin GPC-13E(ジリコテバック) のメンテナンスで、冷や汗をかいたお話と、指先に優しい「弦選び」の試行錯誤についてお届けします。
何も考えずに「オレンジオイル」をポチる
町田のクロサワ楽器さんでこの子に出会って早2年。そろそろ指板をピカピカにしてあげようと、弦交換のついでにオレンジオイルを購入しました。
「よし、これでしっとりツヤツヤだ!」と意気込んだのも束の間。 ふと、頭をよぎった不穏な予感……。
「あれ? 私のギターの指板、リッチライトじゃなかったっけ……?」

そう、リッチライトは「木」ではなく、紙と樹脂を固めた人工素材。 ネットで調べると、出るわ出るわ「オイル不要」「乾拭きで十分」の文字。
「やらかした……。100mlも入ってるのに、一滴も使えないのか!?」
餅は餅屋!プロに泣きついてみた

諦めきれない私は、購入店舗であるクロサワ楽器さんにダメ元で問い合わせてみました。
私:「リッチライト指板にオレンジオイルって、やっぱりダメですよね……?」
すると、プロからの神回答が!
クロサワ楽器さんからのアドバイス: 「基本的に乾拭きだけで大丈夫ですが、オレンジオイルを使用すると汚れがしっかり落とせるようになり、見た目にもしっとりとした高級感が出てくれます。
使用する場合には、染み込む素材ではないので、指先に付けて薄く伸ばすくらいの極少量で問題ありません。しっかりと拭き取らないとベタつきや、まだらの原因になるのでご注意ください。」
おぉ……!使い道があった! 「少量」「しっかり拭き取る」がキーワードのようです。
実践!ビフォーアフター
プロのお墨付きをいただき、さっそくメンテナンス開始です。
Before:使い込まれた指板

2年間の思い出(汚れ)が溜まり、全体的に白っぽくカサついた印象です。
After:オイル投入後の輝き
アドバイス通り、指先に極少量をとり、薄く伸ばして……これでもかというほど入念に拭き上げました。

見てください、この深みのある黒! リッチライト特有のマットな質感に、しっとりとした「高級感」が加わりました。ヘッドにも少量使ってみましたが、こちらも良い感じに落ち着いた光沢が出て大満足です。

【指先の救世主】弦選びの試行錯誤
さて、せっかく指板が綺麗になったので、次は弦を張っていきます。 今回選んだのは、MARTINのカスタムライト(.011-.052) です。

実はこの2年、私の指先は「弦の太さ」との戦いでもありました。
- 購入時: ライトゲージ(標準だけど、久しぶりだと硬い!)
- 第2段階: エクストラライト(柔らかい!でも音が少し軽い?)
- 現在: カスタムライト(←今ココ。絶妙なバランス!)
しばらくギターを弾いていないと、指先がなまってしまい、ライトゲージだと「痛くて痛くて……」という状態になりがちですよね。
特に「Fコードなどのバレーコードが鳴らない!」と悩んでいる方は、無理に標準の太さにこだわらず、まずは柔らかい弦で指先を慣らしていくのも一つの正解だと思います。音がしっかり鳴る楽しさを思い出せば、ギターはもっと楽しくなりますからね!
【番外編】Martinの代表的な指板素材とオイルの相性

今回のドタバタ劇の背景にある、素材の違いについて簡単におさらいです。
エボニー / ローズウッド(天然木)
- 特徴: Martinの伝統的な素材。
- オイル: 使用推奨。 乾燥による割れを防ぎ、保湿するためにオイルが必要です。
リッチライト(人工素材)
- 特徴: 頑丈で反りに強いハイテク素材。
- オイル: 基本不要(でもクリーニングには使える)。 今回のように「汚れ落としと艶出し」として極少量使うのがコツです。
まとめ:おじさんのドタバタは続く
今回の学び。
- リッチライトにオイルは「極少量」なら高級感UP!
- 指が痛ければ「カスタムライト」で自分を甘やかしてOK!
- 迷ったらクロサワ楽器さんに聞く!
最初は「やらかした」と思いましたが、結果的にピカピカの指板と、指に優しい弦で、最高の弾き心地になりました。
皆さんも、無理せず、楽しく、愛機を愛でてあげてくださいね! さあ、新しい弦の響きを楽しみながら、一曲練習してきます。
