今日はお花のサブスクで届いたブーケの話です。
今回のセットには、バラ・セロシア・ハイブリッドスターチス・ハランが入っていました。
ガラスの丸い花瓶に活けると、それぞれの個性が引き立ち、まるで小さな花束のような空間が完成しました。お花がひとつあるだけで、お部屋の空気がふわっと柔らかくなり、そこにいる自分まで癒されていくように感じます。
主役のピンクのバラ
まず目を奪われるのは、鮮やかなピンクのバラです。少しずつ花びらが開いていく姿は、日ごとに違った表情を見せてくれます。蕾に近い状態では凛とした印象、咲き進むとふっくらとした華やかさが増し、同じ花でもまるで別人のような魅力を放ちます。
近くで覗き込むと、花びらの重なりが螺旋を描くようで、本当に美しい。つい時間を忘れて見入ってしまいます。
すっと伸びるセロシア
バラの丸みとは対照的に、穂のようにすっと立ち上がるセロシア。鮮やかなピンク色と独特な形が、アレンジ全体のアクセントになっています。まるで小さなキャンドルの炎のように静かに揺れている姿は、見ていると心が落ち着くようです。
優しい雰囲気を添えるハイブリッドスターチス
黄色の小花が集まったハイブリッドスターチスは、ブーケ全体をふんわりと包み込むような存在です。まるで夜空に散りばめられた星のように繊細で、他の花を優しく引き立ててくれます。派手すぎず、でも欠かせない。そんな名脇役としての魅力を感じます。
緑で引き締めるハラン
大ぶりのハランの葉は、全体のアレンジをぐっと引き締めてくれる存在です。鮮やかな緑が入ることでバラやセロシアの色がより映え、落ち着いた安定感が生まれます。まるで背景を彩るキャンバスのような役割を果たしていると感じました。
お花を長持ちさせるお手入れ方法
届いたお花はできるだけ長く楽しみたいもの。少しの工夫で花持ちが大きく変わります。
水は毎日取り替える
花瓶の水は意外とすぐに濁ります。毎日替えることでお花が清潔に保たれ、より長持ちします。
茎を斜めにカットする
水を替える際に1〜2cmほど茎を斜めに切ると、水の吸い上げが良くなります。特にバラはこの「水揚げ」が大切です。
水に浸かる葉は取り除く
葉が水に入ると雑菌が繁殖しやすくなります。あらかじめ取り除いておくのがポイントです。
直射日光やエアコンを避ける
涼しく安定した環境のほうが花持ちは長くなります。窓辺に飾るときも、カーテン越しの柔らかな光が安心です。
延命剤を使う
サブスクのお花には小さな延命剤がついてくることも。栄養と抗菌効果でさらに長く楽しめます。
お花のサブスクの良さ
今回のお花を飾りながら、改めてサブスクの魅力を実感しました。
新しいお花との出会いがある
自分では選ばない花や組み合わせに出会えるのが楽しいです。例えば今回のセロシアとバラの組み合わせも、普段ならなかなか思いつかないアレンジでした。
気軽に花のある暮らしが始められる
定期的に届くので、買いに行く手間もありません。届いたその日から花瓶に入れるだけで、空間が明るくなります。
暮らしにリズムが生まれる
「次はどんな花が届くのだろう」と毎回わくわくする気持ち。届くたびに新しい季節を感じられるのも嬉しいです。
心が整う
朝の光に照らされる花、夜の静かな部屋に佇む花。同じお花でも時間帯や気分で違った癒しをくれるのも魅力です。
飾るおすすめの場所
お花は飾る場所によって雰囲気が大きく変わります。今回のようなブーケなら、以下の場所がおすすめです。
玄関
帰宅した瞬間に目に入る花は、1日の疲れを癒す存在になります。お客様を迎えるときにも喜ばれます。
リビングの棚やテーブル
家族が集まる場所に飾ると自然と会話が弾みます。テレビよりも目を惹き、心を和ませてくれる存在に。
ダイニングテーブル
食事の時間がより豊かに。特別な料理をしなくても、お花があるだけでテーブルが華やぎます。
寝室のサイドテーブル
小さな花瓶に分けて寝室に飾ると、朝晩の気分がぐっと穏やかになります。1日の始まりと終わりをお花と共に過ごすのは贅沢な時間です。
写真を素敵に撮るコツ
せっかく届いたお花は、写真に残して楽しむのもおすすめです。SNSにアップしたり、日記に添えたりすると、記録としても心に残ります。
自然光を活かす
朝や昼間のやわらかな光が一番きれいに撮れます。直射日光ではなく、カーテン越しの光が理想です。
背景をシンプルに
壁や木のテーブルなど、余計なものが写り込まない場所で撮ると、お花がぐっと映えます。
角度を変えてみる
真上から、横から、花の目線で覗き込むように撮ると、それぞれ違った表情を残せます。特にバラの中心をアップで撮ると、花びらの美しい螺旋が引き立ちます。
少し離れて全体を撮る
花瓶ごとの姿を撮ると「暮らしの中のお花」としての雰囲気が残せます。テーブルや周りのインテリアと一緒に写すのも素敵です。
お気に入りの小物と合わせる
本やカップ、キャンドルなどをそっと添えると、写真にストーリーが生まれます。
写真を撮るときの工夫も、暮らしの楽しみのひとつ。お花の魅力を残すことで、季節や日々の記憶までも大切にできる気がします。
まとめ
お花のサブスクは、単に花を届けてくれるサービスではなく、「暮らしに小さな彩りを届けてくれる贈り物」だと感じました。お部屋が華やぐだけでなく、心までやさしくほどけるような時間を与えてくれます。
今回届いたバラとセロシア、スターチス、ハランのブーケは、シンプルながらも華やかさと落ち着きを兼ね備えたアレンジでした。お手入れの工夫をしながら、飾る場所を選び、写真に残す。そんな小さなひと手間が、毎日の暮らしをもっと豊かにしてくれるのだと思います。
お花のある暮らし、これからも大切にしていきたいと思っています