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忸怩たる思いって反省してるの?政治家の難解フレーズを解説!しらんけど

日々の疑問

こんにちは

先日、テレビのニューステロップに流れた「忸怩たる思い」という文字を見て、私は思わずフリーズしてしまいました。「……じくじ? じくじって読むのこれ?」と。はい、ここに漢字が読めない、いい歳したオジサンが一人、情けない顔で立ち尽くしておりました。

でも、よくよく考えてみれば、記者会見で流れてくる言葉って「遺憾に思う」や「注視していく」など、日常会話ではまず使わないものばかりですよね。真剣な表情で語られていますが、ふと「これ、日本語だよね?」と首をかしげたくなることはありませんか?

なんだか難しい言葉で煙に巻かれている気がする……。そんな皆さんのモヤモヤ(と私の読めなかった恥ずかしさ)を解消すべく、今回は政治家が好んで使う「永田町文学」を、私なりに「本音」へと翻訳してみました。

【難解語編】思わず辞書を引きたくなる、インテリ風の響き

まずは、日常生活で使うと「どうしたの?」と心配されるレベルの難解ワードから。

● 忸怩(じくじ)たる思い

  • 本来の意味: 深く恥じ入ること。
  • 政治家の本音: 「(バレちゃって)かっこ悪いなぁ」「(追求されて)めんどくさいなぁ」。(しらんけど)
  • 解説: 本当に反省しているなら「ごめんなさい」で済む話ですが、あえてこの硬い言葉を使うことで、内面的な葛藤があるように演出します。私のように「読めない」人がいることも、案外狙い通り(=煙に巻く)なのかもしれません。

● 鼎(かなえ)の軽重を問う

  • 本来の意味: 統治者の能力や、その地位にふさわしいかを疑うこと。
  • 政治家の本音: 「お前にそんな偉そうなこと言われる筋合いはない」。
  • 解説: 古代中国の器(鼎)を持ち出すあたりが、いかいに教養を武器にした牽制です。(しらんけど)

● 毀誉褒貶(きよほうへん)

  • 本来の意味: 褒めたりけなしたりすること。世間の評判。
  • 政治家の本音: 「色々言われてるけど、私は気にしません(聞く耳持ちません)」。
  • 解説: 四字熟語を使うことで、自分を歴史上の人物のような高みに置いて、目先の批判をスルーしようとするテクニックです。(しらんけど)

【逃げ・ぼかし編】責任の所在を雲散霧消させるマジック

政治家が最も得意とするのが、この「明言を避ける」シリーズです。

● 遺憾(いかん)に思う

  • 本来の意味: 残念である。
  • 政治家の本音: 「困ったことが起きたけど、私のせいじゃないよ(他人事)」。
  • 解説: 謝罪のようでいて、実は「残念な事態が発生した」という現象を客観的に眺めているだけ。魔法の無責任ワードです。(しらんけど)

● あるやに聞く

  • 本来の意味: そうであるという話を聞いている。
  • 政治家の本音: 「知ってるけど、自分の口から認めたら責任問題になるから、噂話ってことにしとこう」。
  • 解説: 「知っています」と言えば事実になりますが、「あるやに~」と言えば、仮に間違っていても「聞いた話ですから」と逃げられます。(しらんけど)

● 注視していく

  • 本来の意味: 注意深く見守る。
  • 政治家の本音: 「とりあえず今は何もしません」。
  • 解説: 「検討中」よりもさらに一歩手前の状態。ただ見ているだけ。視力検査でもしているのでしょうか。(しらんけど)

【中身空っぽ編】耳触りはいいけれど、具体性ゼロ

最後は、ポジティブな響きに騙されがちな「意識高い系」フレーズ。

● スピード感を持って

  • 政治家の本音: 「いつやるかは決めてないけど、急いでる雰囲気だけは出します」。
  • 解説: 「速やかに」と言ってしまうと期限を突っ込まれるので、「感(フィーリング)」という言葉を添えて抽象化します。(しらんけど)

● 丁寧に説明を尽くす

  • 政治家の本音: 「納得してもらえるまで同じ原稿を繰り返し読み上げます(疲れて諦めるのを待ちます)」。
  • 解説: 「説明の内容を変える」のではなく、「同じことを丁寧に(何度も)言う」という意味。根比べの宣言です。(しらんけど)

● 総合的・俯瞰(ふかん)的に

  • 政治家の本音: 「理由は言えません。察してください」。
  • 解説: 全体を見ているようなフリをして、個別の矛盾を「大きな視点」というブラックボックスの中に隠してしまいます。(しらんけど)

空っぽワード?魔法のフレーズ?


政治家の言葉には、耳当たりは良いけれど「結局、具体的に何をいつやるの?」という肝心な部分がまるで見えてこない、魔法のようなフレーズがいくつもあります。

これらは、反対派を刺激せず、かつ「やっています感」を演出するための「時間稼ぎ・現状維持の定型句」と言えるかもしれません。代表的なものをいくつかご紹介します。


「丁寧に説明を尽くしていく」

不祥事や強引な政策決定の際によく聞きます。

  • 空っぽポイント: 「説明する」と言っているだけで、「納得してもらう」とも「方針を変える」とも言っていません。批判が収まるまで、同じ説明を繰り返して時間を稼ぐという宣言に近いニュアンスです。

「スピード感を持って取り組む」

緊急性の高い問題で必ずと言っていいほど使われます。

  • 空っぽポイント: 具体的に「3日以内に」や「来月までに」といった期限を切りません。「急いでいるフリ」はしていますが、実際には検討段階で止まっていることも多いフレーズです。そう思いませんか???

「国民の理解を得ながら進める」

増税や大規模な公共事業など、反対が予想される場面で使われます。

  • 空っぽポイント: 「理解を得るまで待つ」のではなく、「理解させる(まで説明を続ける)」という意味で使われることがほとんどです。最終的には「一定の理解は得られたと判断した」と強弁する伏線になります。国民をコントロールすると言ってしまった政治家も。。。

「不断の見直しを行う」

制度の欠陥を指摘された際などの決まり文句です。

  • 空っぽポイント: 「不断(絶え間なく)」と言いつつ、「今すぐ直す」とは言っていません。「ずっとチェックはし続けます(でも、変えるかどうかは別問題です)」という、現状維持の言い換えです。

「総合的・俯瞰(ふかん)的に判断する」

選任理由や政策の根拠を問われた際に、説明を拒否する究極のワードです。

  • 空っぽポイント: 「いろいろな視点から全体を見て決めた」という意味ですが、中身が複雑すぎて「素人には説明できない(説明したくない)」という拒絶のサインでもあります。

「あらゆる選択肢を排除せず検討する」

外交や防衛、経済危機などで使われます。

  • 空っぽポイント: 「何でもやる可能性がある」と言っているだけで、「具体的にこれをやる」という意思決定を先送りしています。強い言葉のようでいて、実は何も決まっていない状態を指します。

「注視(あるいは凝視)していく」

円安や国際情勢、物価高などに対して使われます。

  • 空っぽポイント: 文字通り「じっと見る」だけです。「見てはいるけれど、今はまだ何もしない」という現状を、さも監視という仕事をしているかのように言い換えた表現です。


なぜこれらの言葉が使われるのか?

政治家の世界では「言い切ること」は大きなリスクになります。一度約束してしまうと、守れなかった時に「嘘つき」と叩かれるからです。

そのため、

  • 主語を大きくする(「国民」「政府全体」)

  • 動詞を曖昧にする(「検討する」「進める」)

  • 期限を言わない

というテクニックを駆使して、「何か言ったようでいて、実は何も約束していない」という絶妙なバランスを保とうとしているのですね。

こうした「空っぽフレーズ」を聞いたとき、「で、具体的にはいつ、誰が、何をするの?」と心の中で突っ込んでみると、彼らのガードの隙間が見えてくるかもしれません。

まとめ:言葉の裏にある「本質」を見極めよう

いかがでしたか?こうして並べてみると、彼らの言葉は「伝えるため」ではなく、むしろ「伝わらないようにするため」「責任を分散させるため」に進化してきた特殊な言語のように見えてきます。

私たちは、その格調高い(?)響きに圧倒される必要はありません。難しい言葉が出てきたら、一度「これ、コンビニの店員さんに言われて理解できるかな?」と想像してみてください。

政治家の仕事は、言葉で私たちを煙に巻くことではなく、未来を分かりやすく示すこと。言葉の裏にある「本音」を冷静に見極め、本質を問い続けていくことが、私たちにできる一番の対策かもしれません。

漢字が読めなかった恥ずかしさを「忸怩たる思い」で胸に刻みつつ(笑)、今日はこの辺で。

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