アコースティックギター(アコギ)を弾いている皆さん、最後に弦を交換したのはいつでしょうか?
「まだ切れていないから大丈夫」と思っていませんか?実は、アコギの弦には「寿命」があり、適切なタイミングで交換することで、弾き心地も音色も劇的に改善します。
今回は、私が実際に弦を交換した様子を交えながら、一般的な弦交換のタイミングや、今回使用した「ダダリオ(D’Addario)」の弦について詳しくご紹介します。
今回、私が弦交換を決めた理由

私はギターを弾いた後、必ずクロスで弦を拭くようにしています。手汗や皮脂による劣化を最小限に抑えるためです。
しかし、それでも毎日弾いていると、指先に「ザラッ」とした感触を覚えるようになりました。目で見ても分かりにくい微細な**「錆(さび)」**です。
弦が錆びてくると、滑りが悪くなってフィンガリングがしづらくなるだけでなく、フレットを傷つけてしまう原因にもなります。何より、弾いていて「気持ちよくない」のが一番のストレスでした。
そこで今回は、心機一転、弦を張り替えることにしました。
一般的なアコギ弦の交換タイミング
アコギ弦の交換頻度は、弾く時間や保管環境、弦の種類によって異なりますが、一般的には以下の3つのサインが目安になります。
1. 使用期間(1ヶ月〜3ヶ月)
非コーティング弦(一般的な弦)の場合、1ヶ月から遅くとも3ヶ月が目安です。たとえあまり弾いていなくても、金属である弦は空気中の湿気で酸化が進みます。
2. 手触りと見た目(錆・変色)
指で弦をなぞった時に「ザラつき」を感じたり、色が黒ずんできたりしたら交換のタイミングです。特に高音弦(1, 2弦)に錆が出ると、チョーキングやスライドがしにくくなります。
3. 音色の変化(サスティーンの減少)
新品の弦は「キラキラ」としたブライトな音がしますが、古くなると音がこもり、伸び(サスティーン)が悪くなります。「最近、ギターの音が元気ないな」と感じたら、それは弦の寿命かもしれません。
今回選んだ弦:ダダリオ エクストラライトゲージ

今回私がチョイスしたのは、定番中の定番、**D’Addario(ダダリオ)の「Extra Light Gauge (.010-.047)」**です。
なぜ「エクストラライト」なのか?
一般的なアコギは「ライトゲージ」が標準ですが、エクストラライトはさらに細い弦です。
- メリット: 弦のテンション(張力)が弱いため、指が痛くなりにくく、セーハなどのコードも押さえやすい。
- デメリット: 音の音圧や低音の迫力は少し控えめになる。
握力に自信がない方や、長時間の練習でも疲れにくくしたい方には非常におすすめの選択肢です。初心者でバレーコードの練習中の方にも良いですね。
ダダリオの「カラーコード」が便利すぎる!

アコギ弦の有名ブランドといえば、MARTIN(マーチン)やダダリオが挙げられます。 マーチンの弦などは各弦が個別の袋に入っていることが多いですが、ダダリオは少し違います。
ダダリオの弦は、全ての弦が1つの袋にまとめて入っています。「どれが何番弦か分からなくなるのでは?」と不安になりますが、実は弦の端(ボールエンド)に色がついていて、一目で判別できるようになっているのです。

【ダダリオのカラーコード】
- 1弦:シルバー
- 2弦:パープル
- 3弦:グリーン
- 4弦:ブラック
- 5弦:レッド
- 6弦:ブラス
これなら袋からバサッと取り出しても、迷うことなく張り替え作業が進められます。ゴミも少なくて済むので、環境にも優しい設計ですね。
弦交換のビフォー・アフターを動画で比較!
実際に弦を交換する前と後で、どれくらい音が変わるのかを検証しました。YouTubeショートにアップしたので、ぜひイヤホンで聴き比べてみてください。
交換前(ビフォー)
錆を感じ始めた、少しお疲れ気味の音です。
交換後(アフター)
ダダリオのエクストラライトに張り替えた直後の音です。
聴いていただければ分かる通り、交換後は高音の抜けが良くなり、全体的に音が「パキッ」と明るくなりました。弾いていて指が滑らかに動く感覚は、やはり新品の弦ならではの快感です。
まとめ
弦交換は少し面倒に感じる作業かもしれませんが、ギターのポテンシャルを最大限に引き出すためには欠かせないメンテナンスです。
「指先に錆を感じる」「音がこもってきた」と思ったら、我慢せずに交換してしまいましょう。特にダダリオの弦は、識別しやすく初心者の方にも扱いやすいのでおすすめです。
新しい弦で、また明日からのギターライフを楽しみましょう!

