こんにちは。いつもの「お花のサブスク」が届きました。 ポストから取り出すと、今回も洒落た英字新聞に包まれています。
中身を確認しようと、とりあえずテーブルの上に英字新聞をバサッと広げ、届いた花たちを無造作に並べてみました。
さて、ここからが問題です。 花瓶を前に、「どう飾ったもんかな……」と腕を組んで考え込んでしまうのが私のいつものスタイル。 センスがあればササッと生けられるのでしょうが、オジサンが一人で新聞紙の文字を背景に、ああでもないこうでもないと花と向き合う時間は、案外悪くないものです。

ウソつきました。客観視すると絶対に似合ってないと断言できます。
今回のラインナップ
今回の顔ぶれは、春の訪れを感じさせる豪華な4種類でした。
1. スイートピー

まず目に飛び込んできたのが、このライムグリーンのスイートピー。 私の乏しい語彙力では、この色を見て最初に出た言葉が**「美味しそう」**でした。なんだかマスカットか、上質な和菓子のようで……。いや、花を愛でる者としてもう少しマシな表現はないのかと自分でも思いますが、本当に「美味しそう」なんです。
そして、「スイートピー」という響きを聞くだけで、我々世代はどうしてもあの名曲を口ずさんでしまいます。 「♪春色の汽車に乗って〜」と、松田聖子さんの『赤いスイートピー』が脳内再生(というか小声で鼻歌)されるのは、もはや抗えないオジサンの性(さが)ですね。 目の前にあるのはライムグリーンなのですが、気分はすっかり春色です。

- 原産国: イタリア(シチリア島)
- 花言葉: 「門出」「別離」「優しい思い出」
- ひらひらとした花びらが、今にも飛び立つ蝶のように見えることから「門出」という言葉がついたそうです。
2. ラナンキュラス

この幾重にも重なった花びら、見事ですね。今回は鮮やかなピンクと、少しミステリアスな紫の縞模様が入ったものがありました。
- 原産国: 西アジア、ヨーロッパ南東部
- 花言葉: 「とても魅力的」「晴れやかな魅力」
3. アルストロメリア

花びらに独特の斑点(スポット)があるのが特徴です。これが入るだけで、一気に華やかさが増します。
- 原産国: 南米(チリ、ブラジルなど)
- 花言葉: 「持続」「未来への憧れ」
4. マトリカリア
主役たちの隙間で、小さく可愛らしく咲いているのがマトリカリア。
- 原産国: 南ヨーロッパ
- 花言葉: 「深い慈しみ」「楽しむ」
オジサンが実感する「お花のサブスク」のススメ
「男が一人で花を飾るなんて……」と最初は少し気恥ずかしかったのですが、今ではこの「お花のサブスク」が生活の楽しみになっています。 なぜ、私のような不器用なオジサンでも無理なく続けられているのか。実際に感じているメリットを深掘りしてご紹介します。
1. 「道中の気恥ずかしさ」がゼロ 実を言うと私、お花屋さんでお花を眺めること自体は嫌いじゃないんです。でも、問題は購入した後。綺麗な花束を抱えて街を歩く自分の姿が、どうにも気恥ずかしくて落ち着きません。 すれ違う人全員に「あ、あのオジサンお花持ってる」と思われているような自意識過剰に陥り、家に着くまでついつい「競歩」並みの早歩きになってしまう。サブスクなら、プロの手で丁寧に梱包されたお花が直接ポストに届きます。誰にも見られず、汗をかいて早歩きする必要もありません。玄関を開けて、そのままお花を自宅へ迎え入れられる——これはシャイなオジサンにとって、実は最大のメリットです。
2. プロに任せる「選ぶ苦労」からの解放 お花屋さんの店先で「どれにしますか?」と聞かれても、何と何を組み合わせればいいか全く見当がつきません。結局、無難な一本だけを買うか、気後れして何も買わずに帰る……なんて苦い経験もしばしば。 その点、サブスクは季節の移ろいを知り尽したプロが、最高のバランスでセレクトしてくれます。自分一人では逆立ちしても選ばないような「マスカットそっくりで美味しそうなライムグリーン」のスイートピーに出会えるのも、センスを丸投げできるサブスクならではの醍醐味です。
3. ポストに届く「ささやかなサプライズ感」 仕事でくたくたになって帰宅した夜、郵便受けから英字新聞に包まれた細長い箱が見えると、それだけで疲れが半分くらい吹き飛ぶ気がします。中身は開けるまでのお楽しみ。 「今週は何色かな?」とワクワクしながら包みを解く瞬間は、まるで子供の頃に読んだ漫画の付録を待っていたときのような、純粋な喜びがあります。自分自身への定期的な「ご褒美」が、単調になりがちな毎日に素敵なリズムを作ってくれます。
4. 部屋の空気が変わる「連鎖反応」 不思議なことに、テーブルに凛としたお花が一輪あるだけで、その周りの散らかったダイレクトメールや出しっぱなしのリモコンが、急に「許せない存在」に見えてくるんです。お花の美しさに相応しい場所にしようと、自然と片付けを始めてしまう。 お花が持つ「空間を浄化する力」は、掃除が苦手なオジサンの生活環境を改善する、最強のモチベーターかもしれません。お花が綺麗に咲いていると、不思議と背筋も少し伸びる気がします。
最後に
なんとか花瓶に収めてみました。

ライムグリーンのスイートピーを眺めていると、やっぱりお腹が空いてくるような気がしますが……(笑)。 聖子ちゃんの歌を口ずさみながら、今日もお花からパワーをもらいました。
もし「何か新しいことを始めたいけど、お花屋さんの敷居はちょっと高い……」と感じているオジサン仲間がいたら、ぜひ一度試してみてください。誰の目も気にせず、自宅で静かにお花を愛でる時間は、想像以上に心が整う心地よいものですよ。
今週もこの子たちと一緒に、穏やかに過ごすとしましょう。 皆さんも、良い一日を。
