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「波の残り香」制作記|SUNOを20ガチャ回して、翌日にあっさり完成(笑)

SUNO

曲のタイトルは

「波の残り香」です。オジサンがカッコつけてます。

今回は、その制作過程を振り返ってみます。

 最初のドタバタ。頭の中はインディアンジュエリー

今回の曲は、アクセサリーにまつわる思い出から作詞を始めました。

頭の中では、ずっとインディアンジュエリーの詩を書こうとしていました。

インディアンジュエリーの詩。

インディアンジュエリーの詩。

インディアンジュエリーの詩。

……。

ところが、あるとき、ふと思ったのです。

「あれ? 違うぞ」

私と彼女の思い出に登場するのは、インディアンジュエリーではありません。

ハワイアンジュエリーでした。

インディアンジュエリーからハワイアンジュエリーへ。

いきなりの方向転換です。

作詞の出だしから、なかなか先が思いやられます(笑)。

 頭の中に残っていた、彼女の言葉

今回の作詞で、どうしても使いたかった言葉があります。

彼女から教えてもらった、リングに刻まれた波の模様の意味です。

「途切れない愛なんだよ」

照れくさそうに教えてくれた、あの言葉。

これを思い出したとき、私は一人で喜んでいました。

「これ、このまま詩になりそう!」

作詞家でも何でもないのに、こういう瞬間だけは妙に盛り上がります(笑)。

ハワイ語で波を意味する「Nalu(ナル)」という言葉も教えてもらいました。

そして、プルメリアという花には、大切な人の幸せを願う意味があると聞きました。

波に花。愛に幸せ。

材料はそろっています。

波なんて、私の頭に最初に浮かぶ英語はWAVEくらいのものですが、今回はNaluという、ちょっと格好いい言葉まで知っています。

「これはいい詩が書けるんじゃないか?」

そう思ったのですが……。

 出た! 作詞家ではなく、いつもの作文

困ったことに、どうしても詩が長くなります。

  • 波の意味を入れたい
  • プルメリアの話もしたい
  • リングより、君の微笑みのほうが何倍も嬉しい
  • 寄せては返す波と、君の微笑みを重ねたい

入れたいことが次から次へと出てきます。

そのうち、ハワイアンジュエリーだからという理由で、

「青い海も入れよう」
「ヤシの木も必要かな」
「南国の風も吹かせよう」

なんてことになりかねません。

プルメリアまで入れようとしていたのですから、危ないものです(笑)。

言いたいことを全部入れようとすると、作詞ではなく作文になります。

分かってはいるのですが、これがなかなか難しい。

読書感想文で金賞をもらったときの嬉しさが忘れられないのでしょうか。

ついつい、たくさん書きたくなってしまいます(笑)。

 実話だからこそ書けた詩

今回の歌詞で、どうしても残したかったのは、彼女が教えてくれた言葉でした。

「途切れない愛なんだよ」

この言葉は、しばらく私の頭の中に残っていました。

別れ話をした場所は、どこにでもあるような喫茶店です。

特別におしゃれなレストランでも、海の見えるカフェでもありません。

でも、楽しかった頃には、二人だけの海のように感じられた。

そして、別れたあとは、一人の海になった。

そんな気持ちを歌詞にしてみました。

「ありふれた喫茶店」という同じ場所が、二人でいるときと、一人になったあとでは違って見える。

実際の思い出があるからこそ、書けた表現だと思っています。

そして、もう一つ。

ハワイアンジュエリーをつけていた彼女の手、指は小さかった。

これも実話です。

ただ、この話まで歌詞に入れると、いよいよ夏休みの思い出作文になりそうなので、今回は見送りました(笑)。

出来上がった曲「波の残り香」

 SUNOで作詞するコツ……のようなもの

SUNOで曲を作っていると、歌詞の長さや構成がメロディに影響するように感じます。

私の場合は、一番と二番の文字数や構成をそろえると、うまくいくことが比較的多いです。

ただし、「多いです」という曖昧な言い方しかできません。

なぜなら、

「よし、文字数も合ったし、今回はバッチリ!」

と思った途端、狙っていたAORが歌謡曲や演歌の方向へ進んでいくことが何度もあったからです。

普段、SUNOで生成された曲は最後まで聴くようにしています。

でも、演歌の匂いがしてきたら、途中でゴミ箱行きになることもあります。

今回も、プロンプトの最後に「no enka, no kayokyoku」と入れました。

それほど、私には演歌に聞こえる曲が何度かあったのです。

そして、今回の歌詞にはNaluという言葉も登場していました。

彼女から教えてもらった「幸せを運ぶNalu」。

オジサンは、これが格好いいと思ってしまったんですね(笑)。

ところが、AORを演歌っぽくしたり、聖子ちゃんが登場しそうな曲にしたりするSUNOです。

Naluをどう歌うのか、少々不安になりました。

結局、歌詞を整理して、言葉を減らし、余白を作ることにしました。

格好いい言葉を入れることよりも、伝えたい思いが自然に歌になることのほうが大切だと思ったからです。

 作詞が終わったら、曲のイメージを決める

今回の曲は、こんな雰囲気にしたいと考えました。

  • 明るすぎない
  • 暗すぎない
  • 眠くなりすぎない
  • 少し都会的
  • 大人っぽい
  • 温かい
  • ほんの少し切ない

私の好きなAORが合うはずです。

作詞には、いつもより時間をかけました。

「時間をかけて、これ?」

なんて言わないでください(笑)。

楽しみながら、途中でおやつを食べながら、ゆっくり作っています。

急いで仕上げる仕事ではありません。

自分の思い出を振り返りながら、ああでもない、こうでもないと考える時間も、曲作りの楽しみです。

そして、いよいよガチャです。

 いざ、SUNOガチャ!

少しでも自分らしさを出したいので、今回もマイボイスを使いました。

SUNOには、自分の声を覚えさせて歌わせる機能があります。

私の目標は、ただ上手なAIの歌を作ることではありません。

「私より上手な私。あなた誰?」状態の曲を作りたいのです(笑)。

自分の声を使いながら、メロディは自分で歌いたくなるようなものにしたい。

目指すのは、記憶に残り、また口ずさみたくなるサビです。

ところが、最初の5ガチャほどは、これといった特徴のない曲ばかり。

メロディが印象に残らない。

サビも歌いたくならない。

SUNOの用意した声を使えば、もっとメロディアスな曲ができることも分かっています。

それでも、今回はマイボイスで続けることにしました。

せっかく自分の声で歌う曲を作っているのですから、そこは譲りたくありません。

そこで、サビをさらに短くして再挑戦。

すると、少しずつメロディにまとまりが出てきました。

歌詞を短くすると、SUNOがメロディを作る余地も増えるのかもしれません。

……と、ここまでは順調そうに聞こえます。

しかし、好きなサビがなかなか出てきません。

気がつけば15ガチャ。

今回は、なかなか理想のメロディに巡り合えませんでした。

それでも、楽しい。

これだけが救いです(笑)。

 煮詰まったら気分転換も

ハワイアンジュエリー。

ハワイ。

高木ブー。

ウクレレ。

……はい、そうです。

途中でウクレレを弾いて気分転換してしまいました。

SUNOのガチャを回していたはずなのに、いつの間にかウクレレを弾いている。

作曲の勉強なのか、現実逃避なのか、自分でもよく分かりません(笑)。

でも、こういう寄り道も含めて楽しいのです。

無理に画面に向かい続けるより、いったん離れたほうがいいこともあります。

そして、この日のガチャはここで終了。

好きなサビが見つからないまま、夜を迎えました。

 運命の次の日

翌日。

同じプロンプト、短くした歌詞。

前日と同じ条件で、もう一度SUNOを回してみました。

すると……。

あっさり、いい感じの曲ができてしまったのです。(個人的感想です)

昨日のドタバタは何だったのでしょう。

あれだけ回しても出てこなかったものが、日を変えたら、思いのほかすんなり形になりました。

もちろん、毎回こうなるわけではありません。

次の日に回せば必ず良い曲ができる、というテクニックを発見したわけでもありません。

ただ、今回については、疲れたところで無理をせず、翌日に持ち越したことが結果的によかったようです。

煮詰まったら、いったんやめる。

これも曲作りのコツなのかもしれません。

そして、ひとつだけ言わせてください。

演歌が出てきても、私のせいじゃありません(笑)。

 楽しいから、また作る

今回の曲「波の残り香」は、ハワイアンジュエリーにまつわる実際の思い出から生まれました。

彼女が教えてくれた、波の模様の意味。

「途切れない愛なんだよ」

その言葉が、ずっと心に残っていました。

歌詞にしたいことが多すぎて作文になりかけたり、SUNOのメロディに悩んだり、ウクレレに逃げたり。

完成までには、いろいろありました。

でも、こうして振り返ると、そのドタバタも含めて曲作りなのだと思います。

思ったとおりの曲ができないこともある。

何度回しても、好きなメロディに出会えないこともある。

それでも、次はどうなるのだろうと試してみたくなる。

そして、思いがけず「これだ」と思えるものに出会えたときは、やっぱり嬉しい。

いい曲ができることはもちろん嬉しい。でも、作っている時間そのものが楽しい。

今の私にとって、SUNOで曲を作る一番の魅力は、そこなのかもしれません。

次の曲でも、またガチャを回すことになりそうです。

今度は何ガチャで完成するのでしょうか。

できれば、演歌には寄り道せずにお願いしたいものです(笑)。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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